寝言は寝て言え/ 消費税増税で福祉を /多重債務国家
↓ 末尾の図 財務相サイト内「公債残高の推移」http://www.mof.go.jp/zaisei/con_03_g01.htmlから持ってきて「確認/ 国の借金残高の推移: 鳥の使命」でちょい書き加え。
2010年度この国の借金の償還と利払いで各10兆円強必要なわけで。償還分は借り換え、利払い分も国債増発でまかなうしかなくなってるわけで。国の借金が減る目途は今のところ立っていないわけだ。
財政緊急だから消費税を上げましょうといってる時に、消費税は福祉目的に限るべきだとか寝言を言ってるバカな言論人が多くいるわけで、そんな事したら単なる財政の膨張でしかないわけだ。
景気が良くなれば税収が増えるのは間違いないが年に10兆円増えたとしても借金完済まで100年かかる。税制をいじらずに税収増に期待しても足りないしあてにも出来ない。
また国の支出を減らせとも。それは国のサービスの低下に直結する。恩恵に浴している分野に覚悟はあるのか。公務員を減らせと。自然減によらない職員減をやれば退職金の支払い等短期には余計金がかかるし、意味のある人件費削減をやるには人数が多くなりその再就職の世話等、中短期にかかる経費は更なる財政圧迫要因となる。
周辺状況の好転に期待しながらも、税構造をいじるしか方法がない。
税構造をいじるために見栄えの良い福祉目的等のごまかしをすれば、それに縛られて一層借金を増やすことになる。また「税制」と一般化した表現をすれば他の税構造が強調され消費税増税が消される危険がある。
「財政健全化の為の消費税」と明示せよ。
↓図)国の借金の状況は? 公債残高の推移
★ 一旦めどをつけないと泥沼よ(は~と) ★
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