尖閣問題/ 衝突ビデオ回り
海上保安庁の巡視船側がぶつけたのではないかと、日本人がどうしてそういう邪推に欣喜雀躍するのかねと。
まず、あれが漁船であった場合。中国漁船が侵入。既に巡視船に追尾されている状態なので漁はしていない。巡視船が警告。過去にもある事例なので巡視船から海保(陸)に無線連絡。(陸)では過去にある事例なので先例に準拠した行動を指示。つまり追い払う。が、漁船は退去すせず迷走し…
あれが工作船であった場合。警告を無視して迷走行為。巡視船は(陸)に「明らかに変だ」と指示を仰ぐ。(陸)では過去にない事例なのでさらに上に指示を仰ぐ。青年将校が「断固」と言明。現場は追い込みにかかる。工作船は当てたかあてられたかで停船。(挑発にきた工作船が意想外につかまって無理にでも奪還しないといけなかったというケースではないかと…)
-------------------------
どちらのケースでも侵入船側の無理な迷走への対処が原因であり、衝突の際にどちらがぶつけたかはあまり重要ではない。
あそこが中国領海との立場を取れば悪いのは日本巡視船側であるが(←中国側主張)、日本領海であるとすれば無理をした侵入船が悪い。領海侵犯船を強制停船させてどこが悪い?
同じ日本人が領海侵犯船への正当対処を糾弾しているという売国状態。繰り返すが領海侵犯船への正当対処であり、その手段にやや穏当でない部分があったがけが人も出ておらず強権発動で今後の抑止力にもなるし案外うまくやったんではないかと。
| 固定リンク | 0
コメント