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円ドル大変/ 待てば海路の日和あり

20101021geithnerガイトナー 米財務長官が「ドルはこれ以上安くなる必要がない」と発言したと伝わり瞬間風速がこれでした。

アメリカは財政がらみで非ドル圏に国債買ってもらわなきゃいけないので、今の状態を放置すると、金利安で魅力がない、為替差損でマイナスになる、で非ドル圏の人は誰も米国債買わなくなるわけで(元を高くすれば中国も為替差損が出る)じゃあどうするのか?金利を上げるにも周辺金利を残して国債だけあげることは出来ず、為替を動かすためだけに市場流通量を絞って良いわけじゃないし

実質的な何かは出来ずに口先でアドバルーン上げながら市場が織り込んでくれるのを期待すると。つまり方向は国債が魅力的になるようにしたいですよと。機が熟せば実際行動も取るかも知れないし、引き締めの優先順位は高いですよと(財務省としては)位置づけましたからねと

大切なことですから三回言いましたからねと

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と言うような方向だぞと。日本はバタバタせずに気長に待つのが一番の近道なんじゃないかと。あるいはもう少し早めるために、官邸に恐山のいたこを呼んで口寄せしてもらった橋龍が「為替差損が発生しそうな米国債購入に慎重になりたい誘惑にかられる」と言うとか

「本当にそういったんですね」
「間違いなく橋龍でした」

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コメント

じゃじゃーですよ。アメリカが ドル買い円ユーロ売り介入 をしてくるって事はあるんでしょうか?複合する要素にアンマシ手を出さずに為替だけピンポイントで動かすとすればそういう手しかないんじゃないかと。つまり単独介入は駄目だから協調しましょうとアメリカ側が持ちかけてくると。日本はOKだろうがユーロはどうか?

投稿: 本人 | 2010年10月21日 (木) 22時21分

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