真夏の枯れ葉に生命力を想う
久しぶりに風が吹いて、道の隅に枯れ葉が吹き寄せられていたんだが、イチョウだ。暑さにやられたんだか、でも木全体は元気な葉に包まれて、透水ではないアスファルトの街路樹ながら水は十分に吸えてる模様。
そう。育ちきれなかった葉が枯れて落ちたんだ。何らかの事情で育つに適さなかった葉が自分で枯れたならアポトーシスという細胞の自己破壊かも知れないし、あるいは病気で不健全と判断されたならナチュラルキラー細胞によって攻撃され枯れたかも知れない。また四葉出るはずの所に六葉出て余分なものが枯れたかも知れない。もしそうであるなら歩留まりに備えて、四葉には必ず六葉出て生育に適した四葉だけが残ると言う可能性もあるなと。
通り過ぎながら一瞬大きなイチョウを見上げると、その向こうで稲光、やがてゴロゴロと遠雷の客はもてなすどころか くわばらくわばら なんだが。そういえば
病気で育ちきれず散って落ちる葉を わくらば と言ったな。
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