吊せつるせの大合唱 (理系のメディア人出でよ
社会全体に対してどう位置づけられるのか?という視点より現場の涙が重要視される好例。この国ではスポコンの精神論や、B29に竹槍で挑む気概が重要視された。多くの現場ではより理論的な裏付けを根拠とすべきとされ始めてはいるが、遅れている業界では、いまだに現場の涙を優先するあまり社会全体の利益が損なわれないようにとの配慮の必要性が無視され続けている。
asahi.com(朝日新聞社):八ツ場ダム「中止に反対」7割 予定地住民アンケート - 社会
http://www.asahi.com/national/update/1012/TKY200910110302.htmlアンケートは今月5~10日、移転対象の9割が集中する長野原町の5地区(川原湯、川原畑、横壁、林、長野原=約500世帯、約1400人)で実施。記者が訪問して面談する形式で185世帯の215人から回答を得た。
ダム建設中止への賛否では、「反対」は7割弱、「どちらでもない」が2割強、「賛成」は1割弱だった。
つまり利害共有者の現場での調査をするなら、利害非共有者の意見も同様に調査されるべきだし、1400人の利害共有者の意見と1億2千万人の非共有者の意見の軽重を比較しなければならない、と言うことだ。
当事者は「吊せ吊せ」と激昂するかも知れないが、「状況証拠だけで死刑にするのはまずくないか?」と
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