A新聞/社内にバウハウスを持たねばならない
鳥の使命: 日本の劣化を象徴するA新聞の劣化
https://nessty.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/a-8438.html
内部に思想的裏付けを持った者がいなくなったのなら(という現状認識をしたからこそカミヅラ(レイアウトや紙面構成を)変えたんだろ?)
記事配置のデザインを単純化して碁盤の目のように単純に紙面を切り分けるようになってるんだが、アノ芸術的な入り組みながら自然に視線が流れる段組を次の世代が出来なくなってるという認識があって、その時代が来る前に単純紙面割りをはじめて軌道に乗せようとしているんだと思うんだな。
なんで出来る人がいなくなったかというと、IT(いっと)化だ。実際の紙面と同じモノを広げてそこへ各記事を割り付けていくという作業をせずに、ディスプレー上でその作業をしているので、作業の工程が共有されず次代を継ぐべき者が先輩の熟練を「盗めない」。その状態が長く続き次世代はもう手遅れになった。
既にアナログで全体像を体に染みつけた人はITでも問題なく割付が出来るが、最初からディスプレー上で作業をはじめた人は質感を皮膚や筋肉で感じることが出来ない。
(最初からデジタルデータでお天気予報をやってるとか。お天気はオンオフの回答じゃなくて時間経過だぞ、っと。実利のためのお天気か人の生きるシアワセの為のお天気か、つー。をまえ分かってるのか?おじさん泣いちゃうぞ)
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Baidu(バイドゥ)ウェブ検索 - バウハウス
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そういえば10何年か前に「バウハウス叢書」っての全冊揃いみたいな本屋さんがあって欲しかったんだが、あまりに高価なんで指をくわえて眺めるだけだったんだな。ダビンチ全集とどっちって究極の選択だったらワタシャ「バウハウス叢書」だな。で。たいして大きくない書店がそんな道楽やってるから、ま実利的には当然廃業だな。
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長田弘・詩集
「メランコリックな怪物」 → 「植字工ブルース」 → 「ぼく植字工。言葉をゆびに私有しなければならない。」
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