平賀げんなり
昔、アメリカのテレビドラマで「スーパーマン」ってのがあって、その主人公役の俳優さんがどこへ行っても「あ。スーパーマンだ」とはやされるので、「わしゃ、ワシなんだが」と悲観して自殺を図った事があった(気がする)。
で、この季節「土用の丑の日」でウナギを食べましょうって、でもワシの子供の時には土用の丑の日にウナギを食べるなんて無かった気がする、ウナギの蒲焼きってのがそもそも一般家庭では(簡単には)作れない種類のものだし、ウナギ屋ってのが昔も今もあんましないし、町の魚屋さんは昔繁盛していたけど、アレはあくまで鮮魚を売る店で、そこで炭火でパタパタなんかやった日には、ほかの売り物の鮮度が落ちちゃうから、氷はあっても火はないのが魚屋さんだったわけで(八百屋さんも鮮度に影響の出る暖房はなかったんだよ)。
と言うことで「土用の丑の日にウナギをいただく」ってのはごく最近一般的になった風潮に過ぎないんだと思う。真空パックだよね。チルドや冷凍やだよね。国内じゃなくて中国から輸入だよね。それらが整った最近の話だよね。
つーことで、土用にウナギってのは平賀源内さんが考案してってのがイカサマ臭い。ごく最近、誰かがメディアを利用して仕掛けたんだね。間違いない。
ウナギと食べ合わせで梅干しはいけないとか言う都市伝説と一緒で、梅干し食べたらスッパマンが「それでも、わしゃ、ワシだ」とナニしたように、メディアが踊った商法に平賀源内さんもげんなりしてることだろうよ。と。オヤジギャグを考案してみました。
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