意味を多重化して死に神の首に鈴を付けよう
その元コラムの引用(保坂@社民の所から)
永世名人 羽生新名人。勝利目前、極限までの緊張と集中力からか、駒を持つ手が震え出す凄み。またの名、将棋の神様。
永世死刑執行人 鳩山法相。「自信と責任」に胸を貼り、2カ月間隔でゴーサインを出して、新記録達成。またの名、死に神。
永世官製談合人 品川局長。官僚の、税金による、天下りのためを繰り返して出世栄達。またの名、国民軽侮の疫病神。
まず、漢字が多いね。今の人のコラムの中では出来の良い回だと思う。この人になってからのコラムは段落ごとの韻や反復にこだわりすぎて良い一段落(一改行)をそれ以外の段落が台無しにする傾向が強い。しかし今回はナカナカうまくまとまった。
しかしそれに鳩山法務相が「死に神とは、死刑になった方に失礼だろう」とイチャモンをつけた。「死刑になった方」じゃなくて「鳩山当人がサインして死刑執行した方」なんだがね。それに対して今日の「素粒子」がリアクション。
鳩山法相の件で千件超の抗議をいただく。「法相は職務を全うしているだけ」「死に神とはふざけすぎ」との内容でした。
*
法相のご苦労や、被害者遺族の思いは十分認識しています。それでも、死刑執行の数の多さをチクリと刺したつもりです。
*
風刺コラムはつくづく難しいと思う。法相らを中傷する意図はまったくありません。表現の方法や技量をもっと磨かねば。
だそうで。オヒオヒ。確信犯なら。二段目は「法相のご苦労や、被害者遺族の思いは十分認識しています。それでも、ベルトコンベアーの早さをチクリと刺したつもりです。」とかになるべきだし。「自信があった絞首刑に泥を塗られてお怒りの様子」とか「風刺コラム」というなら「攻め続ける方法や技量を磨く」べきなんで言い訳するぐらいなら早々に別の人に変わってもらうべきだね。神経的な問題で医療行為を受ければいいわけで。
もしコラム自体を磨きたいなら「逃げを仕込んでおく」。「二の矢をちらつかせておく」。
「逃げ」ってのは↑の引用の所に「保坂@…」を入れてあるようなやつ、全文引用に関しておれに文句を言うんならその前に保坂@社民と揉めてから来てねってね。(さりげなくうまいでしょ)「二の矢をちらつかせる」ってのは「あんたはベルトコンベアー式で死刑できないかと言ったんだよ」と指摘することになるキーワードを最初から入れておくとか。ね。
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本筋で言うと、職務を全うしただけと行って許されるのは現場スタッフ(ライン)だけで、単純に職務を執行するだけの中間管理職なら「名ばかり管理職」だし、大臣のくせに職務をベルトコンベアーの前で機械的に流していくだけなら【 工場労働というか、ベルトコンベヤーの仕事、『もう労働時間だけが売り物です』というような(by柳沢伯夫)方々の】 なわけで。「名ばかり大臣」と呼ばれなければいけないんだと思う。とわざわざ言わなくても全国民がアレはある種のフリーク - Wikipediaだと知っているわけで、王様の耳はなんだか、裸だか、誰かが言わなきゃいけないわけで。
素粒子さん。暇職左遷を覚悟で猫の首に鈴を付けに行ってみるのも、この立場になった以上、花の咲かせ方なんじゃありませんか。
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