不況スパイラル。後発国の構造変化。
"元々(略)消費物資ってのは粗利が少なくてキツキツの価格設定に(略)
原材料費とか加工費とか流通費とか上がっちゃうと、辛抱タマランで(略)上げざるを"
の続きなんだが。マスコミは値上げの見本としてガソリンと食品を挙げるんだが、それはちと安易なんだよ。石油が上がってるのは投機マネー因子だからそれが動けば解決される、食品も石油代換燃料というブッシュ利権の問題でブッシュが終われば沈静化する。
だけどね「加工費」。これがくせ者で、これの本体は中国の人件費なんだな。中国の人件費は終わらないわけね。日本企業が中国になだれをうっていた頃は日本の20分の1とか言われてたけど最近は5分の1とかあたりじゃないかと。それがまだまだ上がっていく。中国の近現代化の構造自体が値上げ要因になっている。
つまりね。石油と食料ばかりを見ていたら、今回の「値上げの構造」の一番本質の部分が見えないのよ。
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