ポルポト派少年兵を賞賛するな
アサヒのサイトで行くとasahi.com:沖縄、11万人が訴え 教科書検定「撤回を」 - 社会なんだが、ウエブの記事は消えちゃうんで、よーするに沖縄戦当時の集団自決で、(日本軍の関与があった vs 無かったとする人たち)(広義の強要と狭義の強要は同質であるか否かで合意形成をなそうという態度を拒否し合う人たち)の対立問題だと思うんだが。
ま、その問題は私には分からないと言うか、どの情報が正しいか判断基準を持っていないんだが、それはそれとして、アサヒの記事のひどさはいつもの事ながら、自陣にいる者さえ(プレスリー歌まねに引いたブッシュ一族のように)思わず距離を取ってしまう種類のものなんだな。
何かというと↑タイトルの件だ。記事中には
沖縄県民大会で発言する読谷高校の●●●●●さんと●●●●●さん=29日午後3時39分、沖縄県宜野湾市の宜野湾海浜公園で
という「写真」もあって別配信の記事にはasahi.com:「醜くても真実知りたい」高校生も訴え 沖縄県民大会 - 社会なんつう「猥褻箇所モロ出し」みたいな記事もあるわけだ。(物事を単純化して結論として把握しないと納得できないので、何らかの極論に走りがちで、つまり)イデオロギーにとらえられやすいのが少年だ。それに向かって昔の誰かが「あえて賢こかれ」と言ったんだが言っても無駄なのが少年の真骨頂で、だからこそ紅衛兵になって既存文化人の粛正をするし、ポルポトの兵としてしゃれこうべの山を築いたし、なわけだ。
あえて賢くあろうとしない存在を賞賛する記事を書くのはやめれ
つまり先のアサヒの記事のキャプションは「やはり無自覚に動員された高校生」とかすべきものだと思うんだ。デモを仕組んだ側が高校生をコマに使うのは正しい。しかしメディアが踊らされて「ナントカ王子」にして煽るのは「お国のために代々木練兵場で学徒出陣式」を煽ったのと何ら差がないじゃないか。動員された青年の主張に主張はあるのか?ミバが良い青年を警戒せよ。その背後のミバの悪いウンコ座り青少年も見よ。
私は他人だ。他人である私が他者と同化したら、私は私でなくなってしまう。「和して同ぜず」と先日書いたが、本来他者である私が他者の価値観に同化されたら、それはマインドコントロールされた、洗脳された、影響下に置かれた、となり、マイコンしている者、洗脳した者、影響行使した者の下に組み込まれて、自立を失うと言うことになる。
で、壇上の高校生は大役終了後、自分に戻って、居酒屋で盛り上がり大会しているだろうか?
チミラ。「自然主義」ってググローよね。
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予断だが「和して同ぜず」で思いついたんだが、加藤楸邨だかの句に「いわし雲 ひとに告ぐべきことならず」ってのがあって「いわし雲」ってのは秋の季語だそうなんだが、この句の解釈はなかなかにオヤジギャグというか「オジンの決意」というか壮絶なんじゃなかろうかと
「あんな雲があったよ」とひとに言わしてやろうと空に浮かんでいるヤツがいたけど、その手に乗ってたまるか、あんな雲があったなんて絶対にひとになんか言わないぞ 。 「言わし雲 ひとに告ぐべきことならず」
とね。ま、読者サービスなんですが…
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