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中華航空ボルト

↓以下のリンクURLに問題部位(*こめかみ)の画像もあります。ナット直径ってのが何を指すのか不明ながら(←機械フェチの記者の校閲を受けろよ)ボルト径は6ミリあたりか。スラットの支持穴に円筒形のスリーブが入ってその中にボルトが入ってナット止めする構造。強度はボルトとスリーブでもっているにせよ予想以上に細い。ダウンストップという名前の部品の存在理由がわからない。ここまで中にスリーブが入ってスリーブはワッシャだけで止まっている状態だと思うが、何に対するダウンストップなのか。またスラット本体と接触しながら回るわけでこのような角(カド)があればスラットを傷つける可能性が出るので実際にはカドはないと思われる。機械フェチの校閲を受けるべきだ。(*焼き肉 こめかみ 四日市 - Google 検索)

で。この細いのがタンクを破って、シャワーのように燃料が漏ったわけか。ボルトはタンクに埋まり込んだままで燃料が漏れる隙間はそれほど大きくない。開いた穴とシャワーのようにと表現された漏れ方に整合性がない。

asahi.com:留め具つけ忘れボルト脱落、整備状況調査へ 中華機炎上 - 中華航空機炎上
" 調査委によると、ボルトは長さ約4センチ。先端にナット(直径1.04センチ)がついた状態で、燃料タンクに突き刺さっていた。"

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スラット側穴とボルトの間に冗長性を持たせているようだが工学的にはあんましやるべきじゃないんではないのか。こういうのは日本の匠が最後に「ひとかんな当てる」様な名人芸に許された領域で、工学がしたり顔でやることじゃない。

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↓こんなのありましたぁー
耐空性改善通報TCD-7152-2007による点検箇所について

ダウンストップはローラーベアリングが埋め込まれたリテーナーになっているように見えるな。

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コメント

(^_^:) タラー
激しくわかったんだが、スラットが出尽くしたところで止めるのがダウンストップで、それを取り付ける構造がこの部分なのね。バネとかで弾性をもって突っ張るのがずっと良いと思うな。

投稿: 本人 | 2007年8月26日 (日) 01時14分

ボーイングの、次の適切な整備時に
ナットをはずしてゆるみ止め剤を塗って新しいナットで締めろとの「技術情報」に従い
その通りの手順が行われた。ボルトは抜かず、ゆるみ止め塗布で新ナット交換。
ワッシャは入れ忘れじゃなくて脱落に気づかなかったって事。
構造を理解して作業せよとの指示が無かったからというマニュアル君がいた。

asahi.com:中華航空が7月にボルト点検 整備記録で確認 - 中華航空機炎上
http://www.asahi.com/special/070820/TKY200708250193.html
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左手でボルト頭おさえて右手で元ナットはずす。
両手離してゆるみ止め剤と新ナット手近に用意する(ここでワッシャ脱落)
左手でボルト頭押さえながら右ねじ部にゆるみ止め剤塗布
(左手で押さえていなかった場合ガタが出てこの後ワッシャ脱落かも)
刷毛だかチューブだか脇に置いてそのまま新ナットで締める
つゆだくワッシャ抜きイッチョあがり。

投稿: 本人 | 2007年8月26日 (日) 23時15分

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