段ボール肉まん/年を取るということ
えー。いい年のオジサンは蓄積した情報が邪魔して、新しい情報が素直に心に落ち込んで行かないことが多いのよね。
中国の段ボール肉まんなんかもそうで。
昔ね「♪ おーいで皆さん聞いとくれ」で始まる「自衛隊に入ろ」じゃなくて「受験生ブルース」って歌に「紙を噛むよな味気ない」って歌詞があったんじゃないかと思ったら「砂を噛むよな味気ない」だったのを思い出したんだわさ。
紙を噛むと、爪でガラスをキーみたいな、臼歯で紙をギシッなんだな。思い出してもぞっとする感触だ。
で、小学校の時に苛性ソーダで葉っぱを煮た実験があって、葉肉は溶けちゃうんだけど葉脈が残って「葉脈標本オブジェ」ができたんだわ。その葉脈こそがセルロースで「紙」の成分なんだな。
つまり紙(セルロース)は苛性ソーダで溶けない。私の54年の人生がそう言ってるわけよ。
同時に段ボールと肉が6:4の比率だって。それってだめジャン。直径2mmぐらいの紙でも臼歯で引っ掛かるんだから、中華包丁でミンチにしても全然だめだろ、と。ね。
そのダメが「一見の客は切り捨て」ってな観光地ならともかく、普通の町だとリピーターが重要なわけで、噛めない肉まんはリピーターがつかずに継続してやる商売として成り立たないわけ。
ってな具合で、人生54年の蓄積情報と整合性がでない情報がすんなり心に入っていかないわけ。
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