続々)ビッグバンがあった/玉突きの球は…
昨日あたりから、中国がやった衛星破壊実験に絡めてスペース・デブリ(宇宙ゴミ)のニュースが出回っていて、なんで急に、というか、アレのゴミの軌道要素を調べ上げたにしちゃやたら早いじゃないか?って具合。
昨日確か読売のサイトで画像を見たんだが、今日見に行ったら探せない。で頭の中にあった画像と以下の「それ以前のデブリ分布画像」と思われるWikipediaのものを比べても、大して違わない。
スペースデブリ - Wikipedia
ふーむ。読売は「使用前」のを「使用後」らしく使って、それってまずくないか?と気付いて消したんだろうか?
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不思議なのは、破壊された気象観測衛星はそれまで地球の周回軌道にあったわけで、その時点で周回軌道要素と地球引力が釣り合っていたはずなんだ。そこに破壊の衝撃が加わって釣り合いが崩れた。
つまり先日「ビッグバンがあった」と書いたように破壊点を中心にして四散したはずなんだ。真空の宇宙空間では一旦加速がついたら滅多に減速しないから、そのまま彼方に四散し続けると思うんだが。その滅多な事が起こっているのだろうか。考えられるのは地球の引力。しかし破壊の衝撃力と比べればとても小さい力。
あるいは玉突きで、当てられた方の玉は飛んでいくが、当てた方の玉がとどまるって具合なんだろうか。
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↓当サイト内の過去記事。
鳥の使命: ビッグバンがあった
↑これのすぐ次に 「続)ビッグバンがあった」 もあるんでよろしく。
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コメント
破壊実験があったのが1月11日で
デブリのニュースが出回り始めたのが2月1日。
その間20日間。
投稿: 本人 | 2007年2月 4日 (日) 00時02分