アポロ月着陸疑惑/レーザー反射板
アポロ月着陸船で月面にコーナーキューブという反射板を置いてきたと言っているけど、それに対して地球からレーザー光の照準って合わせられるの?って事を↓で書いた。(Wikipediaコーナーキューブへのリンクもあります)
鳥の使命: 大規模メンテ開けテスト投稿
素朴な疑問を疑問のまま持ち続ける高い能力を持ている私が、いま思い出して検索してみたが、どうも「月と地球の距離を測るのに利用されているそうだ」という伝聞と、その観測はマクドナルド天文台という所を中心に各国が参加して行われているとか、日本でもトライしてその装置は今オーストラリアに搬送され「カンガルー」と呼ばれている(成功したという話は出てきていない)とか以上の検索結果を得られないでいる。
それだけあれば十分じゃないかって??
全然。
月面上に測量もせずに適当に置いた小さな反射板に、地球からレーザーの照準は合わせられるはずがないと思う。合わせられる設備があったとしても地球って微細振動してるから、照準を合わせようとすればするほど照準が定まらなくなると思う。正直者ほど失敗ばかりすることになる。
また、反射して戻ってきた光を捕らえられるのか?
だいたい適当に月に置いてきたコーナーキューブが正確に反射を返せるのか?月も微細振動していると思うし、反射構造は月の温度によってゆがむだろう。それは計算できてるって?まさか。100年後だって出来ないだろう。拡散する光で適当に「役所の方から来ました」と照らすんじゃなくて、細い直進光を送るんだ。何万分の一度の角度を管理しなきゃいけないんだぞ。
そのような照射角度管理が出来る装置があったら「プロジェクトX」で「そこに日本の匠の技があった」とやってるはずで、やってなかったという事は「日本の匠」という必須項目が欠落している事になる。つまり照射角度管理できる機材は存在していない。
今度日本が送る月周回衛星(セレーネ)がらみでも、この反射板と関連する話は出てこない。月面上に反射板が無い事は関係者の暗黙の了解事項で触れない紳士協定があるのか?
やっぱし、人類は月に降り立ってないし、反射板も置いてきてないと思う。
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コメント
(^^;)
それが出来るなら、スペースデブリの軌道もレーザー光で変えられるかもね。
投稿: 本人 | 2007年2月 3日 (土) 23時43分
コーナーキューブがなんだか分かって書いているのかな、この人。
投稿: | 2007年8月31日 (金) 00時06分
ひとりごと乙
投稿: 本人 | 2007年8月31日 (金) 09時41分
知識量がまったく不足してるなこの御仁は。
何十年前の知識で話をしてるのやら。 もっと勉強すること。
投稿: | 2007年11月28日 (水) 17時18分
コメントありがとうございます。
が、知識量が不足したまま信じている人に遭遇された場合にも同様の指摘をしてあげてくださいね。そっちの人の方が圧倒的に多いんですよね。
「イマイチおもしろくなかった、もっと勉強しろ」なら、反省し精進しなくちゃと、日々努力はします、と言うかしてるつもりです、でもこの程度なのは私の限界かも知れない。
またコメントくださいな。
投稿: 本人 | 2007年11月28日 (水) 22時34分
反射板が月面着陸の(唯一の)決定的な証拠として取り上げられる事が多いので少し調べましたが、少なくとも日本では反射板の確認も測定も行われていないようです。それでNASAの説明を見ますと、この測定が極めて難しいものであることが強調されています。反射板にレーザーを当てることの難しさ、反射光を受ける事は更に難しく、大気の条件の良い時で数秒に1光子だそうです。まるでNASA以外には測定できないと述べているかのようです。
NASAの測定によって月が地球から毎年3.8cm遠ざかっている事が判明したと書かれています。地球も月も常に運動している事を思えば、この測定結果は大いに疑問です。
アポロの月面着陸を支持している日本の科学者の発言は、そのほとんどがNASAの言っている事をそのまま述べているに過ぎません。そして日本人の多くは、それら科学者の述べている事をそのまま信じているに過ぎません。
以下はNASAの情報です。
http://sunearth.gsfc.nasa.gov/eclipse/SEhelp/ApolloLaser.html
投稿: 常識懐疑 | 2007年12月13日 (木) 14時26分
宇宙科学者たちがアポロ疑惑を真剣に受け止めようとしないことには、単純であっても強力な理由が考えられます。宇宙が空虚な死の世界ではなく、夢と希望にあふれた魅力的なものでなければ、膨大な研究予算を引き出すことができないでしょう。地球外生命存在の可能性や宇宙ステーションの建設、月旅行などの夢を示す事で、これまで存在意義を保ち既得権益を守ってきました。その点でアポロ計画は極めて重要な役割を果たしました。いくら多くの疑惑が示されても、こうした夢を打ち壊すような事柄に彼らが積極的になれないのも当然でしょう。
月面着陸を信じている多くの人には、自分で情報を分析して自分で考える能力を培ってほしいものです。民主主義の下では多数派が力を持つ事は事実かもしれませんが、多数派が常に正しいとは限らないことぐらいは理解できるでしょう。
投稿: 常識懐疑 | 2007年12月13日 (木) 15時46分
コメントありがとうございます。
NASAのサイト機械翻訳で見てきました。数秒で1光子は笑いました。自然界にない特徴を備えているからそれが月から帰ってきたフォトンだとわかるんでしょうかね。よーく見ると「ダイワハウス」と書いてあるのかも知れませんね。
あと、月に行って帰ってきてまだ「ダイワハウス」が読み取れる「強い」レーザービームが当時あり得たのかと。素朴な疑問は尽きないんですよね。
常識懐疑さまのサイト拝見してきました。今は輸血フェチじゃないので、さらっと眺めた程度ですが、人それぞれ引っ掛かっちゃうジャンルがありますよね。
また適度によろしくお願いします。
投稿: 本人 | 2007年12月13日 (木) 16時36分
http://blackshadow.seesaa.net/article/112798069.html
ここであなたの無知ぶりが晒されてますよ。
投稿: | 2018年3月21日 (水) 22時10分
◆月レーザー測距(LLR = Lunar Laser Ranging)の陰謀論あれこれ
大槻先生に限らず不勉強なアポロ陰謀論者は、月レーザー測距についても
「月にレーザー反射器なんて無い」とか
「月にレーザーを撃ってその反射を測定するなんて不可能」とか
ひどいのになると、そもそもなぜレーザー反射器を使うのかすらろくに理解せず、
「レーザーで反射板を照射できるって事は、レーザーの反射パルス分析で基台ぐらいは見分けられるんじゃないでしょうかね。」なんて平気で主張していたりします。
例えばこの人とか。
鳥の使命: アポロ月着陸疑惑/レーザー反射板(2009/01/18魚拓)
だいたい適当に月に置いてきたコーナーキューブが正確に反射を返せるのか?月も微細振動していると思うし、反射構造は月の温度によってゆがむだろう。それは計算できてるって?まさか。100年後だって出来ないだろう。拡散する光で適当に「役所の方から来ました」と照らすんじゃなくて、細い直進光を送るんだ。何万分の一度の角度を管理しなきゃいけないんだぞ。
レーザーは拡散します。地球のLLR用望遠鏡から射出されたレーザーは、月面では約15km四方に拡散します。復路でも同様に拡散するので、拡散する範囲内の誤差であれば反射角のずれは問題になりません。
40万kmを進む間の15kmのずれは、1km進む間の3.75cmのずれです。その程度の誤差、地球上でも容易に試験できます。
そしてその程度の問題は真っ先に検討され、リフレクターの誤差が許容範囲内におさまることが検証されたからこそLLR計画にゴーサインが出たわけですが?
月の温度差でコーナーキューブに影響が出ることも、当然考慮されています。たとえ10や20壊れたところで問題無いようにするための100個並列です。
鳥の使命: アポロ月疑惑/レーザー反射板/結語(2009/01/18魚拓)
ほんでさ。月に置いてきた星条旗とか着陸船の下部分(発射基台)とか地球から望遠鏡で見られませんとかいってるわけ。でもレーザーで反射板を照射できるって事は、レーザーの反射パルス分析で基台ぐらいは見分けられるんじゃないでしょうかね。あれって上から見て10m四方ぐらいの大きさがある。
リフレクターを使わないとレーザーが散乱してしまって、月地球間のように遠距離では検出不可能になるんですが。
そしてかぐやのレーザー高度計や地形カメラは、高さの測定精度5m、横が10mなので、仮に「何か」を検出できたとしても1ドットの点でしかなく、本当に基台なのかどうか判別が出来ません。
月周回衛星「かぐや(SELENE)」 - 観測ミッション - LALT
月周回衛星「かぐや(SELENE)」 - 観測ミッション - TC,MI,SP
そもそもリフレクターをピンポイントで狙い撃つとの勘違いや、「反射板」とか角度が云々なんて書いている時点で論外。
投稿: | 2018年3月21日 (水) 22時26分
あ。いらっしゃいませ。十年前の記事にコメントありがとうございます。
そこで触れていただいたサイトは以前教えていただいて存じております。
時間がたつほどに私の言ってることの正当さがジワジワと身に染みてくるでしょ?
投稿: 本人 | 2018年3月22日 (木) 00時08分