美しい日本
義務教育時代の学校が嫌でたまらなかったわけだが、何が嫌だったかというと「十把一絡げ」教育なわけだ。
で「美しい日本」
「美しい」という抽象的な標語だが、それが現場に降りてくるときは何らかの具体性を持っているわけで、それは「街角にゴミが落ちていない美しい日本」ではなく、また「国定公園が健全な自然を維持できる美しい国」ではなく、また「建坪率、容積率が守られる美しい国」ではなく、また「特定の大政党や大企業の不正にも平等な対応がされる美しい国」ではなく、
「官製談合がない美しい国」でもなく、「メディアが政権与党に果敢に挑む美しい国」でもなく、「金融庁が不正資金の国内におけるロンダリングに神経を使うように指導してダークサイドを追いつめようとする美しい国でもなく」、「本当の弱者を見て見ぬふりをして無かった事にすれば美しい国」でもないし。
あの人が思う「美しい国」
私たちの「美しい国」
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