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陽のあたらない坂道は

パチモンがメインストリームを侵し始めると正統に対する評価も劣化し、正統自体が衰弱する。本来正統にパラサイトすることで存在するパチモンは、寄生する本体を失い存続が危うくなる。(安値で売られたパチモンが本体のブランド評価を台無しにしたラコステを思い出そう)

宿主を絶滅させる事で終結する伝染病。スポーツマンシップ信仰が失われる事によりただの興業になってしまい社会的地位や尊敬を失わせることになる興業優先。健全で旺盛な宿主を侵す事で自分を滅ぼす結果になるパチモン・ボクサー。

オモテと裏が住み分けるというのは、共存の精神。多様性の確保。全部が裏になってしまったら、裏指向の人は、傍流指向の人はどうすればいいのか。あるいは既にそういう時代になっているのかもしれない。

DQNとして扱われるはずの(ついこの間まで扱われていたはずの)正月暴走、成人式暴走が今TBSではもてはやされるべきものとして扱われる。騒がしいだけのバラエティや眉をしかめたくなるシロウト少女いじり、長野県須坂動物園のカンガルー「ハッチ」の孤独なボクシング、そして興行的に成功したのか?映画「エビボクサー」。

それらは今のこの亀ボクサー出現への地ならしだったのだろうか。我々が、騒がしい風潮をただ騒がしいとだけしか認識せず、彼らに地ならしを許したために出現したにちがいない。

第二第三の亀ボクサーの出現、またそれが他の競技へも波及しないように、他の全般へも波及しないように、はっきりとノーを宣告しなければならない。陽のあたらないところで生きる生物にライトをあててはいけない。モグラを地中から出してはいけない。

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